こちらの記事は第四回となります。
まだ第一回・第二回・第三回をご覧になっていない方は、そちらからご覧ください。
【デモ曲】
【第三回終了時点】
第三回までで、ドラムと上ネタが完成しました。
今回は環境音を入れた後、音を抜き差しして構成をつけて仕上げたいをと思います。
それでは早速いってみましょう
環境音
第一回に記載した通り、Lo-fi HIPHOPにおいては環境音を入れてリラックス効果を取り入れることも重要なファクターになります。
iPhoneのGarageBandに環境音を入れる方法は主に以下の2通りがあります。
録音
手軽に環境音を録音して曲にしようできるというのはiPhoneならではですね。
鳥の鳴き声、水の滴る音、滝の音など自由に録音して曲に入れていきましょう。
録音する場合は、まず音を増やすために次の画像の赤丸で囲んだどちらかをタップしてください。

フリックして「AUDIO RECORDER」に行ったら「ボイス」をタップしてください。

次の画像のように画面中央上の赤丸をタップすると録音開始となります。
録音終了後、左上の赤枠で囲んだボタンをタップでタイムラインに戻れます。

Apple Loop
Apple Loopには環境音もあります。
Apple Loopの使用方法については第三回に詳しく記載しておりますので、そちらをご覧ください。
デモ曲はApple Loopを使用しています。
構成
環境音を入れたことでループが完成しました。

仕上げに構成をつけていきます。
まずは、現状できているループでは尺が短すぎるので伸ばしましょう。
次の画像のように赤丸で囲んだ「+」ボタンをタップしてください。

この画面を「ソングセクション」といいます。
次に「複製」をタップしてください。

すると「セクションB」が出現したかと思います。
この「セクションA」をイントロ、「セクションB」を本編として構成をつけていきます。
次の画像の赤丸で囲んだセクションBの右にあるiボタンをタップしてください。

すると次の画像のようになります。こちらの「8」という数字を「16」に変更して右上の「完了」をタップしてください。

するとタイムラインに戻ると思いますので、もう一度右上の「+」ボタンをタップしてソングセクションに戻り、「すべてのセクション」を選択してから「完了」をタップしてください。

すると次の画像のようになります。

イントロ部分(最初の8小節)は何かの音を抜いておくとイントロっぽくなると思います。
音を抜く際は、次のように抜きたい箇所のリージョンをダブルタップし、「削除」をタップしてください。

デモ曲ではドラムを抜いていますが、逆に上ネタを抜いてドラムだけにしてもいいと思います。
【デモ曲のイントロをドラムだけにしたバージョン】
一手間加えるならイントロでは本編と同じネタではなく、違うネタを使うという方法もあります。
そこはご自身のイメージに合った方法で構成を組んでみてください。
ちなみにデモ曲はイントロ8小節+本編16小節だけの簡単な構成ですが、もっと手を加えてフル尺の曲にする場合は、ソングセクションからセクションを増やし、音を足したり抜いたりしてください。
音を足す方法は、第三回に詳しく掲載していますので、そちらをご覧ください。
イントロも8小節にしましたが、4小節でもいいですし、16小節あった方がよければそれでも良いと思います。
聴きながら、ちょうどいいなと感じる尺を設定してください。
その際は、8の倍数にしておくのが基本です。
まとめ
これで曲は完成となります。いかがでしたでしょうか?
なかなか満足のいく曲を作れるようになるまでは時間がかかるかもしれませんが、少しずつ慣れていくと思います。
偉そうに書いていますが、筆者ももっともっとイメージを形にできる技術を身につけるため日々勉強しています。一緒にステップアップしていきましょう!
当ブログでは、この他にも「自分が初心者の頃こんなページがあれば嬉しかったな」という情報をシェアしていますので、気になる記事があればよろしければ見ていってください。
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